広河氏の写真展、中止に 性暴力問題で抗議相次ぐ

那覇市が設置する市民ギャラリーで5日から開催が予定されていた、フォトジャーナリスト、広河隆一氏(78)主催の写真展が1日、中止になった。開催に抗議が寄せられ、ギャラリーと広河氏が協議して決めた。広河氏を巡っては性暴力問題が明らかになっており、被害者への十分な謝罪がないままの開催を疑問視する声が上がっていた。

ギャラリーは取材に「隣接店舗や展示室に混乱を来すと予想されるため」と説明。広河氏は「協議の上、中止を了解した」と話している。

平成30年12月、広河氏から性暴力被害を受けたという複数の女性の証言を週刊誌が掲載。令和元年12月には、有識者による検証委員会で深刻な性被害やセクハラ、パワハラがあったと認定された。

開催予定だった写真展は「私のウクライナ―惨禍の人々」。ギャラリー担当者によると「開催で傷つく人がたくさんいる」などの抗議の電話が十数件あり、広河氏と対応を協議していた。

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