ユーロ圏物価8・6%上昇 過去最高、7月利上げへ

ブリュッセルの欧州連合(EU)本部に掲げられた旗=2020年8月(ロイター)
ブリュッセルの欧州連合(EU)本部に掲げられた旗=2020年8月(ロイター)

欧州連合(EU)統計局が1日発表したユーロ圏19カ国の6月の消費者物価指数(速報値)は、前年同月から8・6%上昇した。上昇率は5月の8・1%から拡大し、集計データのある1997年以降で過去最高を記録した。欧州中央銀行(ECB)はインフレ抑制のため、7月に11年ぶりの利上げに踏み切る考えだ。

ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、エネルギーや食料の価格が高騰している。エネルギー価格の上昇率は41・9%で、5月の39・1%を上回った。「食品・アルコール・たばこ」も8・9%上がった。

主要国では、フランスが6・5%、イタリアが8・5%それぞれ上がった。ドイツは8・2%と、5月の8・7%からやや減速。エストニアはユーロ圏で最大となる22・0%の上昇率だった。(共同)

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