インフル今年は警戒を 豪など南半球で感染増加

オーストラリア・シドニーの公園=6月30日(AP)
オーストラリア・シドニーの公園=6月30日(AP)

冬を迎えた南半球のオーストラリアなどでインフルエンザが猛威を振るっている。新型コロナウイルス感染対策の緩和が影響している可能性がある。新型コロナが世界に広がった2020年春以降、インフルエンザ患者は世界的に大幅に減少し、忘れられた存在になっていたが、専門家は「今年の冬は日本でもはやると思った方が良い」と警戒を呼びかけている。

世界保健機関(WHO)のデータによると、インフルエンザの報告数は世界的に少ない状況が続いていた。ただ昨年11月ごろから再び増え始めた。

オーストラリアでは今年3月から増加が目立つ。20歳未満の子供の感染者が多く、ここ最近の1週間当たりの報告数は、コロナ前にインフルが流行した17年、19年のピーク時を上回る。

訪日外国人観光客の受け入れ再開などをきっかけにインフルエンザが日本にも持ち込まれる可能性は高い。2年間流行が起こらなかった影響で、国内でも小さな子供を中心に免疫を十分に持っていない人が増えているとの報告もあり、今冬は大流行する恐れもある。

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