テニスのウィンブルドン選手権男子シングルス2回戦でラファエル・ナダル(スペイン)はサーブがさえた。最後はエースで締め、力強くガッツポーズ。世界ランキング106位のリカルダス・ベランキス(リトアニア)を退け、コート上のインタビューでは「第4セットは良かった。サーブも機能した」とうなずいた。
第3セットは奪われたが、第4セットは立ち上がりからギアを上げ、3ゲームを連取。途中で雨による中断を挟んだものの勢いは衰えなかった。エースは計13本を数え、リターンも光り、プレーに躍動感があった。「毎日が挑戦。毎日向上するチャンスがあると思っている」と充実した表情で語った。(共同)