「ネスタリゾート神戸」を買収、サムティと刀

兵庫県三木市のテーマパーク「ネスタリゾート神戸」を不動産開発のサムティ(大阪市淀川区)とマーケティング会社の刀(同市西区)が買収し、今後、事業の強化を進めることが1日、分かった。

同テーマパークは、パチンコ店などを展開する延田エンタープライズ(同市中央区)子会社が運営してきたが、同社と協業関係にあった刀と、ホテル運営や住宅開発などで実績のあるサムティが組んで土地と建物を引き継ぎ、運営する。

ネスタリゾート神戸は経営破綻(はたん)で閉鎖した保養施設「グリーンピア三木」の跡地に平成28年7月開業した。

甲子園球場60個分の約230万平方メートルの敷地をいかし、延田エンタープライズが250億円を投じて宿泊施設やプール、バーベキュー施設を整備したが、集客や売り上げの伸び悩みからレジャー施設などの再建で定評のある刀と30年に協業を開始。自然体験型のテーマパークに再生させ、令和2年12月期は、本業でもうけられているかを示す営業損益が開業以来、初の黒字を達成している。

刀の森岡毅・代表取締役CEOはテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(同市此花区、USJ)を運営するユー・エス・ジェイの元執行役員で、USJの集客をV字回復させたことなどで知られる。(田村慶子)

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