市長投稿「秘密漏えい」 明石市議会、報告書可決

兵庫県明石市議会の本会議に出席した泉房穂市長=30日午前
兵庫県明石市議会の本会議に出席した泉房穂市長=30日午前

兵庫県明石市の泉房穂市長がツイッターに企業の課税データを無許可で投稿した問題を巡り、市議会は30日の本会議で、調査特別委員会(百条委員会)が地方税法で禁じる「秘密の漏えいに当たる疑いが強い」とした調査報告書を賛成多数で可決した。

泉市長は2月、自身のツイッターに川崎重工業の法人市民税の課税額(平成26~令和3年度分)が記載された書類の写真を投稿。法人税割が5年連続で「0」になっている部分を色付けし「ゼロってなんだかなぁ」などとコメントした。投稿は約10日後に削除された。

税の徴収の従事者に守秘義務を課す地方税法に抵触するとして、市議会の複数会派の提案で4月に百条委が設置された。

証人喚問で泉市長は「市民の知る権利のため、企業との協議内容を伝えた方が良いと判断した」と説明した。これに対し百条委の調査報告書は、企業側の了解も得ずに税額を公表する行為が正当化される理由は見当たらず、社会一般の利益に関わる目的を見いだせないとした。

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