オリ吉田正がイチロー超え チームの顔が逆転2ラン

【オリックス―楽天】四回、右越えに2ランを放つオリックスの吉田正。チームの3連敗を阻止する一発となった=6月29日、ほっともっとフィールド神戸(薩摩嘉克撮影)
【オリックス―楽天】四回、右越えに2ランを放つオリックスの吉田正。チームの3連敗を阻止する一発となった=6月29日、ほっともっとフィールド神戸(薩摩嘉克撮影)

甘く入ったチェンジアップを捉えた瞬間、本塁打を確信した。29日、ほっともっとフィールド神戸で行われた楽天戦。オリックスの吉田正が四回無死一塁から、右中間席中段へ逆転の7号2ランを放った。「浮いた変化球を狙っていた。伸びる打球をしっかりと打てた」と会心の当たりを説明した。

不振の杉本に代わって4番に入った主砲の一発は打線を勢いづけた。五回は前日の5番から3番となった中川圭の2点二塁打と、吉田正の中犠飛で追加点。七回には5番に下がった杉本にも適時打が飛び出した。

吉田正が今季、本塁打を放った6試合は全勝。チームの浮沈を握る背番号7は左太もも裏の軽度筋損傷で決して万全ではなく、DHでの出場が続く。「打つだけだが、できることで貢献していきたい」と話す。

この日の一発がプロ7年目で通算119本目。偉大なチームの先輩、イチローがプロ野球に在籍した9年間で放った118本を抜いたことを知らされると「まだまだだが、チームのために自分の一打でと常に思っている」。バファローズの顔としての自負は強い。

6-1で快勝し、連敗はストップ。中嶋監督は「頑張っている投手を打線が助ければ連勝モードに入る」と吉田正らのバットに期待した。(鮫島敬三)

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