事件・不正連鎖株主に説明定時総会集中日、600社 会社に提案、最多80社超

三菱電機本社が入るビル=29日午前、東京・丸の内
三菱電機本社が入るビル=29日午前、東京・丸の内

3月期決算上場企業の定時株主総会が29日、集中日を迎えた。東京証券取引所によると、これらの企業の約4分の1に当たる約600社が開催。企業統治に株主から厳しい視線が注がれる中、検査不正発覚の連鎖が止まらない三菱電機や、証券子会社の相場操縦事件に揺れる三井住友フィナンシャルグループ(FG)による株主への経緯説明に注目が集まる。

今年の総会では株主提案が活発化しているのが特徴だ。大和総研の集計によると、総会前に取り下げた事例を含め、過去最多となる計80社超が増配や取締役選任といった株主提案を受けた。「物言う株主」として知られる投資ファンドからの提案が増えたという。

東証によると、6月定時株主総会は、集中日の開催率が96・2%だった1995年をピークに分散化が顕著だ。今年は26・0%と、記録が残る83年以降で最低となった。

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