無許可で盛り土疑い逮捕 山梨・身延の男、静岡県警 熱海土石流受け相談増加

佐野浩信容疑者が造成した盛り土=16日、静岡県富士市
佐野浩信容疑者が造成した盛り土=16日、静岡県富士市

静岡県富士市で市長の許可を得ずに盛り土造成をしたとして、県警は29日、市土砂埋め立て等規制条例違反の疑いで山梨県身延町大島、残土処分業、佐野浩信容疑者(58)ら2人を逮捕した。昨年7月に静岡県熱海市で大規模土石流が発生して以降、不適切な盛り土に関する相談が県内の自治体から多く寄せられ、県警が違法性などを捜査していた。今年3月にも沼津市の男を逮捕しており、土石流発生後の立件は2例目となる。

佐野容疑者は今月17日、共同通信の取材に、違法な盛り土造成をしたと認めた。一方で「自分の場合は土を押し固めているし、周辺に民家もないので、熱海とは事情が異なる」と主張していた。

逮捕容疑は平成30年8月~今年6月、富士市内で、本来であれば市長の許可を得る必要がある量の土砂を積んだとしている。富士市の条例は、500立方メートルを超える盛り土をする場合などは市長の許可を得なければならないと規定している。


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