低迷神戸、ロティーナ監督解任…今季3度目、後任はOBの吉田氏

神戸が契約を解除したロティーナ氏。神戸の監督交代は今季3度目となった=ノエビアスタジアム神戸(撮影・甘利慈)
神戸が契約を解除したロティーナ氏。神戸の監督交代は今季3度目となった=ノエビアスタジアム神戸(撮影・甘利慈)

サッカーJ1の神戸は29日、スペイン人のミゲルアンヘル・ロティーナ監督(65)との契約を28日付で解除したと発表した。後任の指揮官には、OBで強化部スタッフの吉田孝行氏(45)が就任する。神戸はJ1の最下位に低迷し、監督交代は今季3度目。吉田氏は2017年シーズン途中、19年シーズン途中に続き、3度目の登板となる。

昨シーズン、J1でクラブ史上最高位の3位となった神戸は今季、監督3年目を迎えた三浦淳寛氏の下、リーグタイトル獲得などを掲げて始動。しかし、新型コロナウイルス禍でキャンプ地が変更となったり、主力に故障者が相次いだりしてスタートダッシュに失敗し、3月下旬に三浦氏との契約を解除。若手専門の育成コーチとして招聘(しょうへい)したスペイン人のリュイス・プラナグマ・ラモス氏が暫定的に指揮を執った後、J2の東京VやC大阪で実績を残したロティーナ氏が4月8日に新監督に就任した。

ロティーナ氏は組織的な守備の立て直しを図り、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグ突破に貢献。しかし、J1リーグではなかなかチームを上向かせることができず、2勝1分け6敗と結果を残せなかった。26日の浦和戦で0-1で敗れ、「いい試合ができたとはいえない。こういう状況(最下位)にいると、どの負けもつらい」と嘆いていた。

ロティーナ氏はクラブを通じて「チームの悪い流れを変えることができず、順位表で上にいくお手伝いができなかったことを申し訳なく思っています。ただ、チームはまだ4つの大会で戦っており、まだまだ素晴らしいシーズンにする時間は十分残っています。クラブ、選手、サポーターがともに団結して戦い続けることができれば、きっと実りあるシーズンにできることを確信しています」とコメント。吉田氏は「苦しい中だからこそ、サポーターやスポンサーの皆さまをはじめヴィッセル神戸に関わる全ての方々と一致団結して、この難局に立ち向かうことが必要だと考えております。ヴィッセルファミリーのために、全力で働きます」と決意表明した。


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