無冠返上期す豊島九段、藤井王位に先勝 王位戦第1局

将棋の藤井聡太王位(19)=棋聖・竜王・叡王・王将=に豊島将之九段(32)が挑む第63期王位戦七番勝負の第1局は28、29の両日、愛知県犬山市で指され、121手で先手の豊島九段が先勝した。3連覇を目指す藤井王位は黒星スタートとなった。第2局は7月13、14日に札幌市南区で行われる。

王位戦第1局の終局後の藤井聡太王位(右)と豊島将之九段=29日午後、愛知県犬山市(日本将棋連盟提供)
王位戦第1局の終局後の藤井聡太王位(右)と豊島将之九段=29日午後、愛知県犬山市(日本将棋連盟提供)

昨年度、王位戦と叡王戦、竜王戦の3タイトル戦で藤井王位に敗れた豊島九段は今シリーズで無冠返上を期す。対局は豊島九段が攻め、激しい攻防が繰り広げられたが、終盤は豊島九段が正確に勝ち切った。

王位戦第1局の2日目に臨む藤井聡太王位(右)と豊島将之九段=29日午前、愛知県犬山市(日本将棋連盟提供)
王位戦第1局の2日目に臨む藤井聡太王位(右)と豊島将之九段=29日午前、愛知県犬山市(日本将棋連盟提供)

終局後、敗れた藤井王位は「まとめ方が難しかった」、勝った豊島九段は「決断良くいかないと、と思っていた」とそれぞれ話した。

藤井王位は、先に開幕した第93期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)も並行して戦っており、永瀬拓矢王座(29)と1勝1敗のタイとなっている。

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