中国、18基目の掘削設備 東シナ海ガス田、日本抗議

外務省=東京・霞が関
外務省=東京・霞が関

外務省は29日、中国が一方的にガス田開発を進める東シナ海の日中中間線の西側で今月17日に構造物設置に向けた動きが確認された地点で、海洋プラットフォームの設置が完了したことを海上自衛隊が確認したと発表した。中国は5月と6月に2カ所で構造物設置を進めていたが、いずれの地点でもガス田掘削の態勢が整ったとみられる。

日中中間線西側で確認された中国の海洋プラットフォームは18基目となる。外務省は29日、在日本中国大使館に抗議。日中両政府による東シナ海資源開発に関する平成20年の合意に基づき、交渉再開に早期に応じるよう改めて強く求めた。

岸田文雄首相は27日にドイツ南部エルマウで開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、中国による東シナ海でのガス田開発に言及し、力による一方的な現状変更の試みは認められないと主張していた。

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