浪速風

焼け石に水の「節電ポイント」

節電する家庭には国から2000円相当のポイントをプレゼント、とはいかに。物価高対策であり電力危機対策でもあるという。しかし、電気代の上昇幅からみれば焼け石に水。自発的に節電を続けるような「行動変容」をもたらすのかも疑問だ

▶コロナ禍が始まって以来、行動変容に役立つと注目されているのが、そっと肘をつつくように働きかける「ナッジ」というアプローチ。さまざまな分野で用いられる手法で、申込書のチェック項目の構成や呼びかけの文言などを工夫し、合理的な判断を下しやすいように仕向ける

▶確かにインセンティブ(動機付け)で手っ取り早いのはお金をチラつかせることで、ナッジは簡単にひねり出せるものではない。しかし、政府はコロナ対策、ワクチン接種で知恵を絞った。失敗も含め経験を生かしてほしい。パンデミックと電力危機は所管官庁が違うからノウハウを共有できない、ってことはないでしょう?

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