林業でロボット活用実験 ソフトバンクと森林総研

ソフトバンクと森林総合研究所が実証実験で使用する四足歩行ロボット=28日午後、茨城県つくば市
ソフトバンクと森林総合研究所が実証実験で使用する四足歩行ロボット=28日午後、茨城県つくば市

ソフトバンクと森林総合研究所は28日、林業で四足歩行するロボットを活用するための実証実験を始めたと発表した。茨城県つくば市と北海道下川町での実施を想定している。切り株などの障害物がある斜面で、荷物の運搬や見回りの作業を任せられるかどうか検証する。労働力不足が課題となる林業で、ロボットを活用する可能性を探る。

ロボットは、米ロボット開発会社ボストン・ダイナミクスの「スポット」を使用する。2021年度には歩行実験を行っており、つくば市と下川町で、急斜面を歩行したり、障害物を乗り越えたりする能力があると確認した。22年度は人工衛星を使った自動歩行や、複数のロボットを同時に動かす作業を検証する。

報道陣に公開された、斜面を登る四足歩行ロボット=28日午後、茨城県つくば市
報道陣に公開された、斜面を登る四足歩行ロボット=28日午後、茨城県つくば市

28日にはつくば市でロボットが動く様子を報道陣に公開し、25度の斜面をスムーズに登る姿を披露した。地面の穴に脚を取られて転倒する場面もあったが、脚を器用に動かして自分で起き上がっていた。

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