脱原発宣言など株主提案否決 東北電力株主総会

東北電力の株主総会の会場受付で手続きを行う株主=28日、仙台市青葉区(石崎慶一撮影)
東北電力の株主総会の会場受付で手続きを行う株主=28日、仙台市青葉区(石崎慶一撮影)

東北電力の株主総会が28日、仙台市青葉区の本店で開かれた。「脱原発会社宣言」を行うことなど、6つの株主提案はいずれも反対多数で否決された。

この日の株主総会では、ある株主から、ロシアがウクライナの原発を攻撃したとして、原発へのテロやミサイル攻撃に関する対応について質問があった。東北電側は「軍事攻撃への対応はわが国の外交上、防衛上の観点から対処されるものと認識している。テロ攻撃については国の関係機関と連携の上、必要な措置を講じている」と答えた。

別の株主からは「原発を止めて自然エネルギーに転換すべきではないか」との質問があり、東北電側は「原発はエネルギー資源の乏しいわが国にとって重要な電源であり、一定程度を確保する必要がある」と回答した。

新型コロナウイルス対策として、東北電では株主に来場を見合わせるよう呼びかけ、株主総会の模様をインターネット配信。出席者数はコロナ禍前の令和元年の約5分の1となる約140人だった。

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