「ここは理科室という教室です。今日は顕微鏡を使います。小さいものが大きく見える道具です」
5月中旬、大阪市立文の里中学校夜間学級の竹田誓子先生(55)は、実験器具が並ぶ理科室で中国人の生徒3人にゆっくりと話しかけた。昨年9月に入学した王艶萍さん(54)が、日本語を学び始めたばかりの新入生二人に先生の言葉を翻訳して伝える。
「ここは理科室という教室です。今日は顕微鏡を使います。小さいものが大きく見える道具です」
5月中旬、大阪市立文の里中学校夜間学級の竹田誓子先生(55)は、実験器具が並ぶ理科室で中国人の生徒3人にゆっくりと話しかけた。昨年9月に入学した王艶萍さん(54)が、日本語を学び始めたばかりの新入生二人に先生の言葉を翻訳して伝える。