絶滅危惧種「ウケユリ」満開  鹿児島・奄美大島

満開となった、絶滅危惧種の「ウケユリ」=25日、鹿児島県・奄美大島
満開となった、絶滅危惧種の「ウケユリ」=25日、鹿児島県・奄美大島

鹿児島県・奄美群島の固有種で、絶滅危惧種の「ウケユリ」の真っ白な花が、奄美大島南部で満開を迎え、上品な香りを漂わせている。見頃は7月初旬ごろまで。

ウケユリは環境省のレッドリストで絶滅の危険性が極めて高い「ⅠA類」に分類。分布は同県・請島のほか奄美大島と徳之島の一部に限られ、請島の自生地は県の天然記念物に指定されている。

満開となった、絶滅危惧種の「ウケユリ」=25日、鹿児島県・奄美大島
満開となった、絶滅危惧種の「ウケユリ」=25日、鹿児島県・奄美大島

奄美大島では盗掘やイノシシの食害で減少し、人が近づけないような崖などでしか見られない。奄美市の写真家原千代子さん(67)は、島が世界自然遺産に登録され、注目が高まっているとして「ウケユリを観察できるよう、守ってほしい」と話している。

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