家庭・オフィスでできる節電策は…熱中症防ぎながら効果的に

関東を中心として25、26日が6月として記録的な猛暑となった。27日も東京都心では日差しが照りつけ、気温も上昇している。東京電力管内では、冷房の利用が増えることで、電力需給が逼迫(ひっぱく)する可能性が強まっており、経済産業省が管内に午後3時から6時の節電を呼びかける事態となっている。26日には需要に対する供給予備率が5%を下回ることが予想される場合に発令される「電力需給逼迫注意報」が出され、無理のない範囲での節電が求められるが、一方で熱中症リスクもあり、バランスが大切だ。

資源エネルギー庁では、家庭向けの節電リーフレットをインターネットで公開している。

熱中症を防ぐために、エアコンの使用をためらうのは得策ではない。冷やし過ぎに注意しながら、無理のない範囲で室内温度を上げるようにすすめている。これにより、約5%の節電効果が得られるといい、また目詰まりしたフィルターの清掃などでも約2%の効果があるという。すだれなどで日差しを和らげる工夫もできそうだ。

また、不要な照明を消したり、リビングや寝室の明るさを下げることも節電に寄与する。テレビやパソコンもリモコンの電源ではなく本体の主電源をオフにして、長期間使わない場合はコンセントからプラグを抜く。省エネモードなどの機能がある場合は、設定するのもよい。冷蔵庫もたとえば強から中に設定を変え、扉を開けている時間を減らしたり、食品の詰め込みすぎに注意したりするのも効果がある。

温水洗浄便座の温水や便座の設定をオフにすることも節電につながる。

オフィスでもエアコンの設定温度を下げるほか、使用していない会議室の空調を止めたり、照明を間引きしたりすれば、家庭以上の節電効果が得られる。

個別には小さな取り組みだが「ちりも積もれば…」というもの。熱中症への警戒は怠らず、節電に努めて夏を乗り切りたい。

東電管内に節電要請中 午後6時まで

季節外れの気温上昇に太陽光想定以下 続く電力需給綱渡り

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