中国の情報収集艦が八丈島沖を通過 列島周回に警戒

御蔵島と八丈島の間を通過した中国海軍の情報収集艦=26日(防衛省統合幕僚監部提供)
御蔵島と八丈島の間を通過した中国海軍の情報収集艦=26日(防衛省統合幕僚監部提供)

防衛省統合幕僚監部は26日、中国海軍の情報収集艦1隻が、伊豆諸島の御蔵島と八丈島の間を西へと通過したのを確認したと発表した。この収集艦は対馬海峡から日本海を北上、16日に津軽海峡を抜けて太平洋に入っていた。時間をかけて南下し、情報収集活動をしていたとみられる。

防衛省によると、中国艦艇が御蔵島と八丈島の間を航行するのを公表したのは初めて。中国側の意図を分析するとともに、今後の活動を警戒している。

防衛省によると、収集艦は今月に日本列島を周回するように航行した中国海軍のミサイル駆逐艦や補給艦の計3隻とともに日本海へ北上。収集艦など2隻は津軽海峡から、残り2隻は宗谷海峡から太平洋側へ移った。収集艦以外の3隻は21日に伊豆諸島の須美寿島と鳥島の間を通過。収集艦だけが外れていた。

収集艦は26日午前1時ごろ、八丈島の北東90キロを航行し、さらに御蔵島との間を西へ移動した。海上自衛隊の艦艇が監視に当たった。

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