参院選主な候補者の横顔

東京 猪野恵司氏(N新)芸術家の生きづらさ解消を

猪野惠司氏
猪野惠司氏

19歳でバレエを始めた。きっかけは、米ブロードウェーで見たミュージカル。ブロードウェーを目指して、日本大を中退し、アメリカの大学へ進んだ。

大学では人体の動きを学びながら、バレエスタジオに通った。卒業後、「1つの区切り」としてプロのバレエ団に入団。数回舞台に立ったが、3カ月で退団すると帰国。インストラクターを経て、バレエスタジオを設立した。「行き当たりばったりの人生だった」と振り返る。

令和元年の参院選では山梨選挙区から「興味本位」で出馬したが、今回は「芸術家で声をあげる人がいない」と、芸術家の待遇改善のために立候補した。多くのダンサーを見てきたが、「芸術家にとって日本は生きづらい」という。芸術家に一定額の現金を毎月支給して、生活を支援することを訴える。

ドビュッシーの言葉とされる「芸術はあらゆる噓の中で最も美しい」が座右の銘だ。「芸術は噓を突き詰めることで人を魅了する。しかし、人に迷惑をかける噓は詐欺だ。政治家は(人を傷つける)噓つきしかいない」と断じた。

参院選2022 東京選挙区の候補者一覧


会員限定記事会員サービス詳細