花田紀凱の週刊誌ウォッチング

(879)中国人の皇居侵入、警察はきちんと説明せよ

皇宮警察本部の庁舎
皇宮警察本部の庁舎

これこそ、週刊誌ならではのスクープだ。

新聞やテレビが連日報じている茨城の「女性遺体遺棄事件」。今週、『週刊文春』『週刊新潮』(ともに6月30日号)が驚くべき事件の真相を。

『文春』は「女性監禁男三瓶博幸の『首絞め』執着」。『新潮』は「悲劇の場は『素人AV撮影会』だった」。

共にエリート家庭に育った三瓶容疑者と新野(あらの)りなさんを結びつけたのが、「同人AV」だったという。

〈〝同人AV〟とは素人の〝自称AV監督〟が(中略)玄人すれすれの女性を相手に撮影するもの〉

〈「多くの場合、撮影者が男優を兼ねます。ギャラの相場はだいたい5万円前後なんですが、彼女は基本的に10万円以下では仕事は受け付けませんでした」(知人)〉

彼女の出演数は100本を超え、〈「風俗と〝同人AV〟の出演料で、月に300万円は稼いでいましたが、その大半をホストに注ぎ込んでいました」(知人)〉

もはや、理解不能の世界だ。

『文春』によると三瓶容疑者には傷害、強制わいせつ致傷で3度の逮捕歴があるという。

先週、皇宮警察護衛部長らが愛子内親王のことを日常的に〝クソガキ〟呼ばわりしていたとスクープした『新潮』が第2弾。

「『皇宮警察』で隠蔽された『中国人皇居侵入事件』」

一昨年10月19日、不審な中国人男性が、およそ1時間にわたって皇居に侵入、自由に徘徊(はいかい)。〈「宮内庁庁舎へと入り込んだ彼は、地下の食堂で昼食までとっています」(皇宮警察OB)〉

いったい何者なのか。

〈「警察的な観点から相当危うい身元の人物」(同)だと判明したという〉のだから、容易ならざる事件。

皇宮警察も警察庁も『新潮』の取材に対し、まともに答えていないが、公的にきちんと説明すべきだ。

『週刊ポスト』(7・1)、朝日を辞めたスクープ記者、峯村健司氏の短期集中新連載「プーチンと習近平」に期待。

(月刊『Hanada』編集長)

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