朝鮮中央通信は26日、朝鮮戦争(1950~53年)勃発から72年を迎えた25日に平壌で朝鮮労働党幹部が出席して反米集会が開かれたと伝えた。こうした集会の開催が伝えられるのは3日連続。
一方、同通信は、過去10年間に北朝鮮各地で、朝鮮戦争時に米軍が投下した爆弾の不発弾が多数見つかっていると報じた。細菌爆弾も含まれているとし「米帝国主義こそ希代の殺人鬼、平和の破壊者であることを改めて実証した」と非難した。
北朝鮮は6月25日を「米帝反対闘争の日」としており、2017年までこの日に合わせ集会を開いてきたが、米国や韓国との対話にかじを切った18年からは控えてきた。今年再開することによって対決局面に入ったことを強調している。(共同)