露、東部要衝を完全掌握 「最後の拠点」戦闘開始 米供与武器で抵抗

16日、ウクライナ東部ルガンスク州リシチャンスクで、ロシアによる攻撃後にがれきの下から遺体を収容する救助隊員ら(AP=共同)
16日、ウクライナ東部ルガンスク州リシチャンスクで、ロシアによる攻撃後にがれきの下から遺体を収容する救助隊員ら(AP=共同)

ロシア軍は25日、ウクライナ軍が東部ルガンスク州で最後の拠点とするリシチャンスク市への攻勢を強めた。インタファクス通信によると、親ロ派「ルガンスク人民共和国」の部隊の報道官は同部隊とロシア軍が市内に入り、戦闘が始まったと述べ、一部の工場などを掌握したと主張した。東部ドンバス地域(ルガンスク、ドネツク両州)制圧という主要目標実現へ戦果を急ぐ。

リシチャンスクに隣接するルガンスク州の要衝セベロドネツクの市長は25日「ロシア軍が市を完全掌握した」と地元テレビに語った。同市はウクライナ軍が撤退を始め、事実上陥落していた。ウクライナ側は態勢を立て直し、米国が供与した武器を実戦投入して抗戦を続ける構えだ。(共同)

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