キーウ市長「プーチンは病んでいる」 集合住宅にミサイル着弾

ウクライナの首都キーウのミサイル攻撃を受けた現場で消火活動をする消防隊員=26日(共同)
ウクライナの首都キーウのミサイル攻撃を受けた現場で消火活動をする消防隊員=26日(共同)

ウクライナのゼレンスキー大統領は25日夜のビデオ声明で「先進7カ国首脳会議(G7サミット)開幕前日に、国内各地にロシアのミサイル45発が撃ち込まれた」と非難した。首都キーウ(キエフ)では26日朝、中心部シェフチェンコ地区の集合住宅にミサイルが着弾。内務省幹部は現場で記者団に、少なくとも男性1人が死亡したと明らかにした。キーウでのミサイル攻撃被害は5日の列車修理工場以来。

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立ち上る煙、住民に恐怖

現場からは煙が立ち上り、焼け焦げた臭いが鼻を突く。26日早朝、ミサイル攻撃に襲われたキーウ中心部の集合住宅。崩壊した上層階へと、クレーンにつるされた救急隊員2人が向かい、決死の救助活動が続く。「最近は落ち着いていたのに…」。治安部隊の厳戒態勢下、現場に集まった周辺住民からは恐怖と落胆のため息が漏れた。

「午前6時前、飛行機が低空飛行するような音で目が覚めると、直後に爆発音があった」。現場から数百メートルの場所に住むアレクシーさん(32)は興奮した様子で語った。

あたりには割れた窓ガラスの破片や、崩壊した壁のコンクリート片が散らばる。

現場を視察したクリチコ市長は報道陣に「ウクライナ市民に対するジェノサイド(大量虐殺)」と怒りをあらわに。非人道的な攻撃に「(ロシア大統領の)プーチンは病んでいる」と非難した。(共同)


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