参院選福岡選挙区 公明議席死守へ懸命 自民大物が肩入れ

7月10日投開票の参院選福岡選挙区(改選数3)で、公明党が議席死守へ、自民党支持層の取り込みに懸命だ。24日には自民の菅義偉前首相が公明現職の応援に入り、てこ入れを図った。公明と関係が深い菅氏ら自民の大物が積極支援する一方、地元では首長選などでの対応の違いから両党間に微妙な隙間風も吹いており、公明は引き締めに躍起になっている。

「国民にとって当たり前の政策を行うべきだと思い、一つ一つ改革をしながら進めてきた」

福岡市のJR博多駅前で公明現職の応援演説を行った菅氏は、新型コロナウイルスワクチン接種の加速や携帯電話料金の値下げなど自らの政権で実現した政策をアピールした。その上で「国際環境は厳しい。国民の命と暮らしを守れるのは自民、公明の連立与党ではないか」と訴えた。

公明の斉藤鉄夫国土交通相もマイクを握り、「野党は『岸田インフレ』というレッテル貼りに終始しているが、政府与党は物価高対策に全力を挙げている」と声を張り上げた。

関係者によると、菅氏らはこの日、業界団体の会合にも出席し、公明への支持を呼び掛けた。

公明に肩入れする自民の大物は菅氏だけではない。今後、二階俊博元幹事長も公明現職の総決起集会に出席する予定だ。二階氏が率いる二階派事務総長の武田良太元総務相(福岡11区)も5月、福岡市内で開いた自身の政治資金パーティーで公明現職を登壇させ、積極的に支援していく姿勢を示した。

参院選2022 福岡選挙区の候補者一覧

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