サッカー通信

コスタリカをあなどるな〝真の死の組〟突破のダークホース

大陸間プレーオフでニュージーランドに競り勝ちW杯本大会出場を決め、大喜びのGKナバス(左から3人目)、キャンベル(同5人目)らコスタリカイレブン=アルラヤン(共同)
大陸間プレーオフでニュージーランドに競り勝ちW杯本大会出場を決め、大喜びのGKナバス(左から3人目)、キャンベル(同5人目)らコスタリカイレブン=アルラヤン(共同)

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本と同じ1次リーグE組に難敵が乗り込んできた。14日の大陸間プレーオフを勝ち抜き、カタールW杯で最後に出場権を獲得したのはコスタリカ。ドイツ、スペイン、日本、コスタリカのE組は世界的に「2強2弱」とみられているが、コスタリカは2014年ブラジルW杯1次リーグではるかに厳しい「3強1弱」の下馬評を覆して決勝トーナメントに進出した実績を誇る。臆することなく列強に挑む中米の雄が、初のベスト8進出を目指す日本の前に立ちはだかる。

コスタリカがブラジルW杯で世界を驚かせた。W杯優勝4回のイタリア、2回のウルグアイ、1回のイングランドと同じ1次リーグD組に入り、最下位での敗退予想をあざ笑うかのように首位通過。優勝4回のドイツと1回のスペインの突破が鉄板と目されているカタールW杯1次リーグE組とは全く異なる〝真の死の組〟を制したのだ。

強烈なインパクトだった。初戦でウルグアイに3-1、第2戦でイタリアに1-0で連勝し、第3戦はイングランドとスコアレスドロー。イタリアとイングランドを敗退に追い込んで臨んだ決勝トーナメント1回戦はギリシャを1-1からのPK戦で下し、準々決勝はPK戦の末に涙をのんだもののオランダと0-0の死闘を演じた。計5試合で2失点の堅守を支えたGKナバスはいまも健在だ。

コスタリカには、日本が持たない経験に裏打ちされた自信がある。ブラジルW杯で2つの優勝経験チームから勝ち点3を奪って1次リーグを突破しているため、ドイツ、スペインと同組のカタールW杯でもひるむことはないだろう。

一方、日本はW杯で優勝経験チームに勝ったことがない。

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