来年6月にも次世代対象の調査結果 カネミ油症

西日本一帯で昭和43年に起きた食品公害「カネミ油症」を巡り、認定患者の子や孫の健康状態を調べる初の次世代調査を担う「全国油症治療研究班」は25日までに、来年6月にも結果をまとめる見通しを示した。24日の会合で説明されたと、カネミ油症被害者全国連絡会が明らかにした。

調査は国が昨年8月から実施。今年2月の中間報告によると、回答者388人のうち油症特有の症状として「倦怠感がある」「頭痛・頭が重い」を挙げる人がそれぞれ約4割いた。今後、国民生活基礎調査のデータと比較し、こうした症状が油症患者2、3世で顕著かどうかを分析する。

全国連絡会世話人の鈴木文史朗さん(60)=千葉県=は2、3世の認定基準について、被害者らが高齢化しているとして「なるべく早く策定してほしい」と話した。

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