三幸製菓、火災以外の工場で生産再開を発表

火災が起きた三幸製菓荒川工場の「Fスタジオ」=3月24日、新潟県村上市(本田賢一撮影)
火災が起きた三幸製菓荒川工場の「Fスタジオ」=3月24日、新潟県村上市(本田賢一撮影)

米菓大手の「三幸製菓」(新潟市)は24日、従業員6人が死亡した2月の荒川工場(新潟県村上市)の火災後、生産を停止していた県内の新崎工場と新発田工場を27日に再開すると発表した。避難誘導灯の増設など、是正すべき事項への対応を終え、消防、労働基準監督署の確認を受けたとしている。遺族側には既に6月下旬の再開方針を伝えていた。

佐藤元保最高経営責任者(CEO)名の文書では、両工場再開に当たり避難マニュアルを更新し、パートを含む全従業員の避難訓練を行い、乾燥機のレイアウトを変更、自動で消火、排出する仕組みを導入したと説明した。

焼けた荒川工場は7月下旬ごろまでに、排煙設備や非常照明などへの対応を終える方針を示した。荒川工場の再開時期は未定。

新発田工場ではこの日、火災で死亡したアルバイト従業員伊藤美代子さん=当時(68)=の遺族らを招き、見学や設備の説明などが行われた。

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