京大元研究員、論文5本で捏造や改竄

京都大学
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京都大は24日、大学院理学研究科のリアンウエイ・パン元特定研究員が平成20~24年に発表した計5本の論文で、添付画像を捏造(ねつぞう)したり改竄(かいざん)したりする不正を計11点確認したと発表した。画像処理ソフトを使って加工していた。元研究員は「見栄えを良くするため加工するのは悪いと思っていなかった」と話しているという。論文の結論自体に影響はないとしている。

京大によると、令和2年11月に不正を指摘する通報があり、調査を開始。元研究員が京大在職中に図の作製に関わった論文7本を調べた。不正があった画像は主に特定の植物の葉緑体にあるタンパク質を解析した画像。元研究員は平成23年5月に京大を退職した。

不正には直接関わっていなかったが、責任著者として論文の最終確認を怠ったとして鹿内利治教授の処分を検討。論文の撤回も求める。

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