総事業費100億円減 日本原燃の再処理工場

日本原燃の使用済み核燃料再処理工場=青森県六ケ所村
日本原燃の使用済み核燃料再処理工場=青森県六ケ所村

原発の使用済み核燃料再処理事業を担う経済産業省の認可法人「使用済燃料再処理機構」(青森市)は24日、日本原燃(青森県六ケ所村)の再処理工場の総事業費が約100億円減り、約14兆4300億円になるとの試算を発表した。同機構発足後、減額は初めて。

総事業費は工場建設や稼働、廃止までの費用の総額。機構によると、重大事故発生時の対応要員確保のための人件費や研究開発費は増額したが、事業に必要な資金調達方法の見直しなどにより全体として減額となった。

昨年の試算では、新規制基準に対応するための工事費増額などで、初めて14兆円を超えていた。原燃は令和4年度上半期の再処理工場完成を目指している。

このほか、混合酸化物(MOX)燃料の加工事業費も約200億円減額の約2兆4100億円と見積もった。

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