デフォルト回避へ大統領令 ルーブルで露国債利払い

ルーブル紙幣=2014年12月、ロシア・クラスノヤルスク(ロイター)
ルーブル紙幣=2014年12月、ロシア・クラスノヤルスク(ロイター)

ロシア大統領府は22日、外貨建てロシア国債の利払いなどを自国通貨ルーブルで行った場合でも、債務を履行したと見なすとの内容の大統領令にプーチン大統領が署名したと発表した。国債がデフォルト(債務不履行)に陥るのを回避する狙い。

ロシアは23、24日に新たな国債利払い期日を迎え、米欧の金融制裁の影響で全面的なデフォルトの可能性が高まっている。大統領令で先手を打った形だが、国債保有者がルーブル払いを受け入れるかどうかは不透明だ。

ロシアは金融制裁の影響で外国に保有する外貨を動かすことが困難になっている。さらに米財務省が米国でのロシア国債の利払い受け取りを許可していた特例措置が5月25日に失効した。

ロシアは国債について支払う意向も資金もあると主張し、西側がロシアをデフォルトに追い込もうとしていると非難している。(共同)

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