安倍元首相、立民は「古色蒼然」安保関連法で反論

応援演説をする、安倍晋三元首相=22日午前、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)
応援演説をする、安倍晋三元首相=22日午前、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)

自民党の安倍晋三元首相は22日、東京都内で行われた自民候補者の応援演説で、集団的自衛権の限定的行使を認める安全保障関連法を違憲だと主張する立憲民主党の泉健太代表に対し、「古色蒼然(こしょくそうぜん)とした政党だ」と反論した。

安倍氏は「平和安全法制で日米はお互いに助け合える同盟になった。いまだに立民は憲法解釈の変更は違憲だと言っている」と指摘。その上で「しっかりと国民の生命、財産、領土、領海、領空を守っていく意志を世界に示すことで日本を守り、米国だけでなく多くのインド太平洋地域を守ることにつながる。抑止力とは戦争する力ではない。戦争を止める力だ」と訴え、防衛力強化に理解を求めた。

立民は参院選の公約で、安保関連法の違憲部分を廃止すると記載。泉氏は21日に行われた日本記者クラブ主催の党首討論会で、岸田文雄首相(自民総裁)から違憲部分はどこかと問われ、「当時の安倍首相が閣議決定で憲法解釈を変えたのは許されることではない。集団的自衛権(の行使)に一部道が開かれたのは憲法上、疑義が残る」と述べていた。

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