タレントへのセクハラ認定 芸能事務所に賠償命令

東京地裁=東京都千代田区霞が関(斎藤浩一撮影)
東京地裁=東京都千代田区霞が関(斎藤浩一撮影)

タレントやモデルとして芸能活動する女性が、マネジャーだった男性からセクハラを受けたとして、所属していた東京都港区の芸能事務所に550万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は22日、セクハラ行為を認定し、66万円の支払いを命じた。

判決によると、男性は平成31年1月~令和2年4月、女性にLINE(ライン)で「みだらな女にきっとなる」「まずはパンツを脱いでください」など性的な内容のメッセージ計135件を送信。女性は2年9月、LINEを理由に事務所との契約を解除した。

前川悠裁判官は「性的羞恥心を害し、精神的苦痛を与える言動」と指摘し、セクハラが原因で事務所との解約を余儀なくされたと判断した。

事務所側は「女性は拒絶を明確に示さず、意思に反すると認識できなかった」と主張した。

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