台湾海峡は「国際水域」 米報道官、中国に反論

プライス米国務省報道官(ロイター)
プライス米国務省報道官(ロイター)

【ワシントン=大内清】米国務省のプライス報道官は21日の記者会見で、中国が台湾海峡は国際水域ではないと主張して台湾への威圧を強めていることについて懸念を表明し、「台湾海峡は国際水域だ」と改めて強調した。

台湾海峡をめぐっては米ブルームバーグ通信が今月、米当局者の話として、中国側が米側との会合などでここ数カ月、「国際水域ではない」との見解を繰り返していると報道。米国艦船の台湾海峡通過を牽制(けんせい)する意図などがあるとみられている。

プライス氏はこうした中国側の主張を念頭に、「台湾海峡は国際法の下で航行や上空飛行の自由を含む公海自由(の原則)が保証されている」と指摘。「台湾海峡の安定はインド太平洋の安全と繁栄の中核だ」とした上で、「国際法が許す限り、飛行や航行、活動を継続する」と述べた。

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