安倍元首相vs立民・泉代表 参院選応援で火花

参院選が公示された22日、自民党の安倍晋三元首相と立憲民主党の泉健太代表がそれぞれ埼玉県内入りし、各党の埼玉選挙区(改選数4)公認候補への支持を訴え舌戦を繰り広げた。

安倍氏はJR大宮駅(さいたま市大宮区)西口で開かれた演説会に駆けつけた。経済政策「アベノミクス」の成果をアピールした安倍氏は、金融緩和が行き過ぎた円高を是正し「まっとうな社会を取り戻した」と強調した。

その上で、泉氏が金融緩和の見直しに言及したことを「経済を引き締めたら(円高に苦しんだ)10年前と同じことが起きる」と批判した。防衛費の増額や自衛隊の憲法への明記にも触れ「世界に日本の平和と安定を守る意思表示をしよう」と呼びかけた。

その直後、泉氏は、JR浦和駅(同市浦和区)東口での演説会に参加し、金融政策をめぐる安倍氏の批判を念頭に「円を安くして日本の価値を下げた」と持論を述べた。

防衛費増額論については「ウクライナ情勢にかこつけて膨らまそうとしている」と危機感を示し、「教育や福祉などの予算が必要だ。歯止めをかけないといけない」と主張した。(中村智隆)

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