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産経抄

6月21日

詩人で作家の森崎和江さんが綾さんと知り合ったのは、お互い結婚して間もない頃だった。ある日呼び出されていっしょに産婦人科の内診室に入った。綾さんは中絶するというのだ。

▼「せんせい。この人に、いんばいをみせるのよ。いんばいとはね、三代にたたるんです。産みません」。綾さんの養母であるおキミさんと実母は、ともに10代で朝鮮に売られた「からゆきさん」だった。その血を受け継ぐ子供を産めないと訴えていた。

▼森崎さんは、日本統治時代の朝鮮で生まれた。福岡県の女子専門学校に「留学中」の17歳で終戦を迎えた。植民地で育った後ろめたさを感じつつ、異国でしかない日本での暮らしになじめずにいた。そんな森崎さんは、綾さんの告白に大きな衝撃を受ける。境遇はまったく違うとはいえ、同じく朝鮮からの帰国者である。

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