国際水連が新カテゴリー創設へ トランスジェンダー選手の参加巡り

全米大学体育協会(NCAA)選手権の競泳女子500ヤード自由形を制したリア・トーマス=3月、アトランタ(AP=共同)
全米大学体育協会(NCAA)選手権の競泳女子500ヤード自由形を制したリア・トーマス=3月、アトランタ(AP=共同)

国際水泳連盟(FINA)は19日、ブダペストで開いた総会で、ジェンダーに関する指針を決め、出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダーの選手が出場できる新たなカテゴリー創設を検討することになった。作業部会を立ち上げ、半年をめどに概要をまとめる。

競泳ではリア・トーマス(米国)が全米大学体育協会(NCAA)選手権の女子500ヤード(約457メートル)自由形をトランスジェンダーの女子として初制覇し、賛否を巻き起こしている。

指針では科学的知見を踏まえ、トランスジェンダー選手が女子のカテゴリーで出場するには、男性ホルモンのテストステロンが基準値以下であることなどの条件を設けた。総会でFINAのムサラム会長は「選手の権利は守らないといけないが、特に女子の競技では試合の公平性も確保しなければならない。新たな歩みを始める最初の国際競技連盟になる」と強調した。(共同)

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