空母「福建」、習氏が命名 対台湾の東海艦隊強化

進水する中国の新型空母「福建」=17日、中国上海市(共同)
進水する中国の新型空母「福建」=17日、中国上海市(共同)

中国で17日に進水した3隻目の空母「福建」は、中国人民解放軍トップを務める習近平国家主席が命名したことが分かった。複数の中国筋が20日までに明らかにした。習氏は台湾統一に強いこだわりを持ち、台湾と向き合う福建省にちなんだ。習氏は台湾を管轄する東部戦区東海艦隊の戦力を強化する考えで、「福建」は東海艦隊に配備される可能性が高そうだ。

同筋によると、海軍は「江蘇」「浙江」など沿岸地域の省からの命名を準備。福建省も沿岸地域だが、「対台湾で刺激が強すぎる」ため「福建」は想定していなかったという。事前の観測でも「江蘇」が有力だった。6月上旬に開かれた中央軍事委員会拡大会議で、同委主席として出席した習氏の提案で「福建」に決まった。(共同)

中国が進水させた新型空母「福建」=18日、上海市(共同)
中国が進水させた新型空母「福建」=18日、上海市(共同)
2019年10月、中国建国70年の軍事パレードに登場した習近平国家主席の肖像画=北京の天安門前(共同)
2019年10月、中国建国70年の軍事パレードに登場した習近平国家主席の肖像画=北京の天安門前(共同)

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