昨夏の東京五輪1周年記念事業の第1弾として、東京・大井ホッケー競技場の再開業イベントが18日に行われ、ホッケー男子日本代表によるエキシビションマッチや、子どもたちが参加する体験会が実施された。
五輪後の利用が課題となる中で、施設を保有する東京都は多目的な利用を進める。生活文化スポーツ局の柏原弘幸開設準備担当部長は「一般の方に広く、どれだけサービスの提供を継続できるか」と今後を見据えた。
ほかにラクロス日本代表による試合や、タッチラグビーなどの体験会も開催された。五輪時の仮設スタンドを撤去し、フットサルができる多目的コートが設けられた。
東京五輪ホッケー日本代表FWの田中健太は「五輪が終わった後もスタジアムでイベントを開けるのはいいこと。(今後も)少しでもホッケーを知ってもらえる機会があればいい」と笑顔を浮かべた。