「補助金効果が絶大」日産と三菱自の軽EV、100万円台も

日産自動車が16日に発売する新型の軽EV「サクラ」=5月20日、岡山県倉敷市(黄金崎元撮影)
日産自動車が16日に発売する新型の軽EV「サクラ」=5月20日、岡山県倉敷市(黄金崎元撮影)

日産自動車と三菱自動車は13日、新型の軽の電気自動車(EV)を16日から発売すると発表した。両社は5月20日に軽EVを発表したが、約3週間で日産が約1万1000台、三菱自が約3400台の受注を獲得したことを明かした。補助金の効果で、100万円台で購入できることや消費者のEVへの関心が高まっていることから、想定以上の受注となった。

三菱自動車の軽EV「eKクロスEV」=5月、岡山県倉敷市(黄金崎元撮影)
三菱自動車の軽EV「eKクロスEV」=5月、岡山県倉敷市(黄金崎元撮影)

両社が発売する軽EVは日産が「サクラ」、三菱自は「eKクロスEV」。国の補助金を含めた実質負担額は180万円前後から。東京都の場合は130万円台で購入できる。両社とも20キロワット時のバッテリーを搭載し、1回の充電で約180キロ走行できる。

受注が好調な理由について、日産の柳信秀チーフマーケティングマネージャーは「補助金の効果が絶大」と分析する。受注が多いエリアは神奈川県や東京都、大阪府、愛知県など大都市圏が目立つという。

受注の半数以上が日産車を所有していない顧客だ。日産は補助金の休止などがなければ、年間5万台の販売目標を掲げる。

一方、三菱自も月間販売目標台数を850台としていたが、4倍以上の約3400台を受注し、好調な滑り出しとなった。同社は年間1万台の販売を目指している。ホンダやスズキ、ダイハツ工業も令和7年まで軽EVを投入する予定。日産・三菱自は他社よりも2年先行して投入した。

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