ナスカに新たな地上絵 長さ60m、植物か

ペルー南部ナスカで発見された植物を描いたとみられる地上絵(2BM TV提供・共同)
ペルー南部ナスカで発見された植物を描いたとみられる地上絵(2BM TV提供・共同)

南米ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」で知られる南部ナスカの丘陵地で7日までに、植物を描いたとみられる地上絵が新たに発見された。長さ約60メートル、幅約30メートルで、トウモロコシか、地元に自生するハマビシ科の植物を描いたものとみられる。地元メディアが報じた。

考古学研究の学生が発見した。考古学者アルベルト・ウルバノ氏は「紀元前200年から西暦450年の間に発展したナスカ文化のもの」と考えられると指摘した。ハマビシ科の植物は、この時代のつぼなどにもよく描かれていたという。(共同)

ペルー南部ナスカで発見された植物を描いたとみられる地上絵の画像を加工し、絵の輪郭を強調した画像(2BM TV提供・共同)
ペルー南部ナスカで発見された植物を描いたとみられる地上絵の画像を加工し、絵の輪郭を強調した画像(2BM TV提供・共同)

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