井上尚に敗れたドネア、「キャリア最大の一戦」で屈す

【ボクシング】「WBA・IBF・WBC世界バンタム級王座統一戦」井上尚弥対ノニト・ドネア  TKO勝ちしてノニト・ドネアと抱き合って健闘をたたえあう井上尚弥 =さいたまスーパーアリーナ(今野顕撮影)
【ボクシング】「WBA・IBF・WBC世界バンタム級王座統一戦」井上尚弥対ノニト・ドネア  TKO勝ちしてノニト・ドネアと抱き合って健闘をたたえあう井上尚弥 =さいたまスーパーアリーナ(今野顕撮影)

ボクシングのバンタム級世界3団体王座統一戦が7日、さいたまスーパーアリーナで行われた。

2年7カ月前の雪辱を誓い、井上尚と闘ったドネアは再び敗れた。「私のキャリア最大の一戦」と位置づけて臨んだ大舞台。「前回よりも調子がいい。同じドネアが来ると思ったら間違いだ」と豪語して臨んだが、39歳は2度も倒されて完敗を喫した。

昨年5月、WBCバンタム級王者だったノルディーヌ・ウバーリ(フランス)にKO勝ちし、世界王者に返り咲いた。原動力に挙げたのが前回の井上尚との対戦。世界5階級を制した伝説的ボクサーは食事、トレーニング、物事のとらえ方まですべて見つめ直したという。

しかし、またもベルトを手放すことに。試合後、会場の一部からは「ドネア」コールが起こり、フィリピンの英雄は温かい拍手を浴びながらリングを下りた。 ダメージにより会見に出てくることができなかったドネアは、陣営を通じ「(井上尚は)とても強く、勝ちに値する選手だった。おめでとうと伝えたい」とコメントを出した。

井上尚、ドネア撃破 2回TKO勝ち 日本人初の3団体王座統一

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