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正論

防衛力増強と柔軟な外交構想を 同志社大学教授・村田晃嗣

ウクライナ戦争と国際政治

ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、100日以上が経過している。過去半世紀にわたるロシア(旧ソ連)の国力の衰退への焦りが、ウラジーミル・プーチン大統領を無謀で野蛮な侵略に駆り立てたのであろう。1970年のソ連の国内総生産(GDP)はアメリカの4割だったが、91年のソ連崩壊時には14%、そして今日では7%にまで減少している。

中露関係を見ても、ロシアのGDPと人口はいずれも中国の1割にすぎない。軍事とエネルギー、国際連合安全保障理事会常任理事国の地位で、ロシアは辛うじて大国の体面を保ってきた。

同志社大学教授、村田晃嗣氏
同志社大学教授、村田晃嗣氏

今、われわれの眼前で展開している戦いは、3つのレベルからなる。第1には、ロシアとウクライナとの軍事紛争である。第2は、ロシアとヨーロッパとの価値をめぐる争いである。ヨーロッパは数世紀にわたって多くの流血を伴いながら、自由や民主主義、基本的人権、国境の不可侵といった価値を構築してきた。ロシアによってそれらが土足で踏みにじられようとしている。第3は、ロシアを支援する中国、ウクライナを応援するアメリカとの間の、21世紀の覇権をめぐる闘争である。

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