「ロシアが穀物盗み販売」 米長官、食料危機で非難

ブリンケン米国務長官(AP)
ブリンケン米国務長官(AP)

ブリンケン米国務長官は6日、ロシアがウクライナに侵攻して穀物輸出を停滞させ、世界的な食料危機を招いていると非難し「ウクライナの穀物を盗み取り、自らの利益のために販売しているとの信頼できる報告もある」と明らかにした。民間企業とのオンラインのイベントで語った。

6日付のニューヨーク・タイムズ紙は、米政府が5月中旬にアフリカを中心とする14カ国に対して、ロシアがウクライナで略奪した小麦を売って利益を上げようとしていると警告したと報道。侵攻が長期化する中、米政府はロシアによる穀物の横流しに警戒を強めているとみられる。

ブリンケン氏は「(ロシアの)プーチン大統領が戦争を仕掛けたことで世界の食料安全保障にひどい影響が及んでいる」と指摘。ロシア軍は主要な積み出し港がある黒海沿岸を封鎖し、肥沃な農地に爆発物も仕掛けていると批判した。(共同)

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