愛称「ナノテラス」 宮城の次世代放射光施設

「NanoTerasu(ナノテラス)」の愛称が決まった次世代放射光施設を見学する披露式の出席者=6日、仙台市青葉区(石崎慶一撮影)
「NanoTerasu(ナノテラス)」の愛称が決まった次世代放射光施設を見学する披露式の出席者=6日、仙台市青葉区(石崎慶一撮影)

量子科学技術研究開発機構(千葉市)などは6日、東北大(仙台市)で整備が進む次世代放射光施設の愛称を、「NanoTerasu(ナノテラス)」に決定したと発表した。「ナノレベル(10億分の1メートル)の世界を照らして観察する」という意味を込めた。

機構と光科学イノベーションセンター(仙台市)が昨年1~3月、愛称を公募。598件の応募から「覚えやすく呼びやすい」「施設の大きな特徴を表している」点を評価し、決定した。同センターの高田昌樹理事長は記者団に「親しみを持って活用してもらいたい」と話した。

「ナノテラス」は電子を光の速さまで加速し、磁場で曲げた際に放つ光により、ナノレベルで物質の状態や機能を分析できる装置。同センターによると、食品・化粧品メーカーなど120社を超える企業・団体が参画を表明している。

装置は周囲が約350メートルの円形。来年度に完成予定。本格運用開始は令和6年度の見通し。

会員限定記事会員サービス詳細