囲碁のイロハ第8回 / 目先にとらわれず全体を見る2022/6/5 08:00無料プラン記事産経WESTライフライフ囲碁反応囲碁は、盤上のどの交点に打つのも自由です。しかし、どの交点に打つかの選択には、セオリーがあります。最初の数手の考え方を、例を挙げて説明していきましょう。例えば、堅実派の黒がいたとします。1図黒1~7までつなげて端に打ち、黒は手堅く陣地を確保します。おかげで、無事に3目の陣地ができました(△)。しかし、その間に白は2~8まで打っていました。黒が端っこばかり固めていくので、白は広く陣地を囲いました。左方に広い陣地ができています。これでは黒必敗です。