9人死傷 中国で高速鉄道が脱線 先頭車両大破、駅ホーム乗り上げ

4日、中国貴州省で脱線した高速鉄道の車両(同省消防救援総隊の「微博(ウェイボ)」から、共同)
4日、中国貴州省で脱線した高速鉄道の車両(同省消防救援総隊の「微博(ウェイボ)」から、共同)

中国国営中央テレビ(電子版)などによると、内陸部の貴州省で4日午前10時半(日本時間同11時半)ごろ、高速鉄道列車が線路上の土砂にぶつかり脱線した。運転士1人が死亡し、乗客7人、乗員1人が負傷した。

3月には広西チワン族自治区で旅客機が墜落し乗客乗員計132人全員が死亡。続く事故に、交通の安全への懸念が高まりそうだ。

脱線したのは貴陽北駅発広州南駅行きの列車。貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州の榕江駅付近で土石流が発生し、線路に流入した土砂に列車がぶつかった。地元消防の交流サイト(SNS)アカウントは、先頭とみられる車両が大破して同駅のホームに乗り上げた様子を伝えた。乗客約140人は安全に避難した。

政府は高速鉄道網の整備に力を入れており、大半の主要都市を結んでいる。2011年には浙江省温州で追突事故が起き、40人が死亡。当局は当時事故車両の一部を現場付近に埋め「証拠隠滅」と批判された。(共同)

会員限定記事会員サービス詳細