「みる・はかる・未来へつなぐ科学機器展 東海サイエンスパーク2022」閉幕

十倍以上で撮影した物体をモニターで見て、何かを当てるコーナー=4日、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場
十倍以上で撮影した物体をモニターで見て、何かを当てるコーナー=4日、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場

2日から名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開かれていた計測器や分析器などの総合展示会「みる・はかる・未来へつなぐ科学機器展 東海サイエンスパーク2022」(主催・東海科学機器協会、愛知県計量連合会、産経新聞社)が4日、閉幕した。

4年ぶりの開催となった今回は、国内外から127の企業や団体が出展。会場を訪れた大学や企業の研究者、技術者にとっては実機に触れる貴重な機会となった。2日と3日には、出展企業による最新の機器や技術を紹介するセミナーも開かれた。

4日の最終日は初の試みとなった「ファミリーデー」で、親子連れや小学生らにも広く開放した。会場では、愛知教育大学のサークル「訪問科学実験わくわく」の協力による液体窒素の不思議な世界を体感できる科学ショーや、光や色を学べる工作ステージなども行われた。

会場を訪れた名古屋市の小学生、大脇悠人(ゆうと)君(10)は「理科は好きだったけれど、新しい発見ができてもっと好きになった」と話した。

今回は3日間で延べ約4600人が来場した。次回も開催するが、時期などは未定。

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