「中国の暗い時期続く」 都内集会、キャンドル追悼

天安門事件から33年となり、JR新宿駅前で開かれた犠牲者を追悼する集会の参加者=4日午後

天安門事件から33年を迎えた4日、東京都文京区で抗議集会が開かれ、民主化運動に加わり投獄された作家の陳破空氏=米国在住=が参加した。陳氏は、強権的な統治を進める中国の習近平共産党総書記(国家主席)が今年後半の党大会で3期目入りを目指していることに触れ「習体制の維持は中国の暗い時期が続くことを意味する。世界にとっても危険でしかない」と述べた。

天安門事件から33年を迎え、当時の状況を語る陳破空氏=4日、東京都文京区

陳氏は「銃や戦車を使った虐殺行為で大勢の学生が犠牲になった」と事件の悲惨さを強調。新疆ウイグル自治区の人権侵害の問題や香港の民主派への締め付けについて「中国共産党の恐ろしさを表している。希望は持てない」と批判した。

天安門事件から33年となり、JR新宿駅前で開かれた事件の犠牲者を追悼する集会=4日午後

JR新宿駅前の集会では、参加者がキャンドル型のライトなどを手に持って事件の犠牲者を追悼した。香港人の男性は「民主的な社会を取り戻したい」と話した。

天安門事件から33年に合わせて開かれた追悼集会で、参加者の足元に置かれた写真と花=4日午後、JR新宿駅前
天安門事件から33年となり、JR新宿駅前で開かれた事件の犠牲者を追悼する集会=4日午後
天安門事件から33年となり、JR新宿駅前で開かれた犠牲者を追悼する集会の参加者=4日午後
天安門事件から33年となり、JR新宿駅前で開かれた犠牲者を追悼する集会の参加者=4日午後

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