子供多い世帯の給食費無償化 千葉、県立学校で年度内に

熊谷俊人知事(小野晋史撮影)
熊谷俊人知事(小野晋史撮影)

千葉県の熊谷俊人知事は2日の県議会本会議で、学校給食費の無償化について、子供が多い世帯を対象に年度内に実施すると表明した。代表質問で武田正光氏(自民)の質問に答えた。県が率先して無償化に取り組むことで、市町村立学校にも同様の動きが広がる可能性がある。

県教育委員会によると、県立学校での実施にとどまらず、市町村にも補助金を出すなどして、無償化を促す形を検討している。県内では、54市町村のうち21市町で既に無償化を実施している。補助金などの支援は、実施の有無を問わないとしている。

本会議で熊谷知事は「食料品などの物価高騰で、特に子供が多い世帯で家計負担が増える可能性がある。こうした世帯を対象とした無償化を年度内には実施できるように、速やかに準備を進める」と答弁。県は今後、補正予算案の編成を視野に対象となる家庭や学校を絞り込み、開始時期を決める。

学校給食費の無償化は、昨年3月の知事選で自民推薦候補が公約として強調。熊谷知事も選挙戦で掲げた「県政ビジョン」に盛り込んだが、これまでは県予算に反映されていなかった。

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